忘れられない笑顔
咲翔side.

中3まで毎朝一緒に学校に行ってたのになんで今日は先に行ったんだろう。

少し寂しかったな

学校に着いてクラス発表をみると今年は愛生と一緒だった。めちゃくちゃ嬉しくて愛生に教えたら、相変わらずの塩対応で少し落ち込んだ

教室に着くと先に来ていた親友の凪朝がいたからそこで愛生とは離れた


「おはよー」

「おうおはよー今年は愛生と同じクラスで良かったね」と少しニヤニヤしながら凪朝が言ってきた

「良かったけど愛生のやつ朝も先行くし相変わらずの塩対応だった」

「高校生だから年頃なんじゃない?」

「そうなのかな?」

ちらっと愛生のほうをみると目が合っちゃってすぐ逸らしてしまった


「きっとそうだよ。そんなに気にするなって」

「うん…」

___キーンコーンカーンコーン

鐘と共に先生が教室に入ってきた

学級委員をくじで決めることになった

愛生は昔からくじ運がないというのかあるというのか毎回こういうとき引き当てる

今回もちゃんと引き当てた


『…佐々木?さんだよね?俺男子の学級委員になりました。橘颯斗です。よろしくね!』


斜め後ろのほうから声が聞こえてきた

見ると男子の学級委員になったらしい颯斗ってやつが愛生に話しかけていた

こんなことなら立候補すれば良かったなぁとぼんやり思っていたら、先生に呼ばれて愛生と颯斗が教室を出て行った
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