愛しさから唄を!「ターヌタヌの詩外伝」
笑顔で!
行くよタヌ!


オレはタヌをお姫様抱っこして、玄関を出る。


夕方四時過ぎ、まだ残暑が厳しい。暑いなータヌ!腕の中のタヌに言いながら車に向かう。


ガチャ!車のドアを開ける……うっあ!


車内の暑さは、想像を超えたものだった。


ちょっとタンマなタヌ、オレはタヌを抱っこしたままエンジンをかけ、全ての窓を全開しエアコンをいれた。


待つこと一分!ヨシ大丈夫だ。タヌを助手席にシートを倒し寝かせる……………

うんじゃあ行くかぁ!


走り出す車病院に向かって。
< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop