年下男子は恋愛対象になりますか?
『由夏ちゃんこれから暇?良かったらご飯食べに行かない?』

「うん、行」
『由夏は二日酔いで無理だろ。彼氏と喧嘩してヤケ酒してたし』

私が答えるのと同時に健太の声が聞こえた。何でいつも余計なこと言うかな。

『由夏ちゃん彼氏いるんだ!?どんな人?』

「健太のいない場所に移動出来る?健太がいる場所では話したくない」

『オッケー。ちょっと待ってて。あ、ご飯は別の日に行こうね』

菜穂ちゃんが違う部屋に移動してくれたので、隼人君に告白されて最近付き合うことになったことを話した。

あの子にキスされていたことは、なんとなく話せなかったけど。

「ねぇ、菜穂ちゃん……。私ってスカート似合うと思う?」

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