年下男子は恋愛対象になりますか?
電話が終わってから、手に持っていたプリクラを鞄の奥に押し込む。隼人君にも見られたくない。
ゲームセンターに戻ると、クレーンゲームの前で菜穂ちゃんの姿を発見した。大きなぬいぐるみを取ろうと挑戦中らしい。
「菜穂ちゃん、何度も本当にごめんね!」
タイミングを見計らって声をかける。
「ううん、全然大丈夫だよ。由夏ちゃんの彼氏見てみたいけど、邪魔しちゃ悪いから帰るねー。帰り大丈夫?」
「適当に帰るから心配しないで。それより、今日は本当にありがとう。今度お礼させてね!」
「絵本とケーキもらったし何もいらないって。私も今日は楽しかったし。あ!欲しい物1個だけ思い付いた」
「本当!?何?」
何がいいか絶対悩むから、教えてくれるのならありがたい。
「由夏ちゃんと彼氏が一緒に写ってる写真。仲直りしたら送って欲しいな」
「え!?」
菜穂ちゃんの欲しい物は、私にとって予想外の物だった。
隼人君との写真を人に送るなんてハードルが高すぎる。値段が高くてもお金で買える物の方が良かったな。
「じゃあ、宜しくね。バイバーイ」
そう言い残し、駐車場の方へ向かっていった。
ゲームセンターに戻ると、クレーンゲームの前で菜穂ちゃんの姿を発見した。大きなぬいぐるみを取ろうと挑戦中らしい。
「菜穂ちゃん、何度も本当にごめんね!」
タイミングを見計らって声をかける。
「ううん、全然大丈夫だよ。由夏ちゃんの彼氏見てみたいけど、邪魔しちゃ悪いから帰るねー。帰り大丈夫?」
「適当に帰るから心配しないで。それより、今日は本当にありがとう。今度お礼させてね!」
「絵本とケーキもらったし何もいらないって。私も今日は楽しかったし。あ!欲しい物1個だけ思い付いた」
「本当!?何?」
何がいいか絶対悩むから、教えてくれるのならありがたい。
「由夏ちゃんと彼氏が一緒に写ってる写真。仲直りしたら送って欲しいな」
「え!?」
菜穂ちゃんの欲しい物は、私にとって予想外の物だった。
隼人君との写真を人に送るなんてハードルが高すぎる。値段が高くてもお金で買える物の方が良かったな。
「じゃあ、宜しくね。バイバーイ」
そう言い残し、駐車場の方へ向かっていった。