年下男子は恋愛対象になりますか?
「えー、まだ電話してようよ……。隼人君の声好きだからまだ聞いていたい」

『え?』

眠すぎて、自分でも何を言ってるのかよく分からなくなっていた。

「隼人君は私と電話したくない……?」

『ちょ、ちょっと待って下さい!由夏さんって寝ぼけるとこんな感じになるんですか!?』

何でか分からないけど、隼人君が驚いてる。

「こんな感じってどんな感じ?いつもと変わらないでしょ」

『いやいやいや!俺もこのまま電話していたいですけど、由夏さんは本当に寝た方がいいですって!もう電話切りますからね?おやすみなさい』

一方的にそう言われて電話が切れた。

自分ではそこまで寝ぼけているつもりはなかったけど、後日隼人君に言われて知ることとなる。
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