年下男子は恋愛対象になりますか?
【5】名前
お会計をしようとレジに向かうと、席まで案内してくれた女性店員がいた。少々お待ち下さいと告げたのち奥へと消えて行く。
「お待たせしてすみません。今日は来て下さってありがとうございました」
わざわざ呼びに行ってくれたのか、少し経ってから隼人君がレジにやって来た。いつ見ても満面の笑顔。眩しい。
「こちらこそデザートサービスしてくれてありがと。私達が知り合いだから今日はずっと担当してくれたの?気を遣わせちゃってごめんね」
「いえ」
この頃には緊張が少しだけ解けて、わりと普通に話せるようになっていた。まぁ、もう帰る時間だからかもしれないけど。
そして伝票を渡した時だった。
隣に立っていた美樹が突然クスっと笑う。今の会話の流れで笑うとこなんてなかったはずなのに。
「美樹?どうしたの?」
「あー、ごめん。何でもない。先に行って車のエアコン付けとくね」
私にお金を渡し外へと出て行った。
また2人きりにさせたな。余計な事しないでほしい。
「お待たせしてすみません。今日は来て下さってありがとうございました」
わざわざ呼びに行ってくれたのか、少し経ってから隼人君がレジにやって来た。いつ見ても満面の笑顔。眩しい。
「こちらこそデザートサービスしてくれてありがと。私達が知り合いだから今日はずっと担当してくれたの?気を遣わせちゃってごめんね」
「いえ」
この頃には緊張が少しだけ解けて、わりと普通に話せるようになっていた。まぁ、もう帰る時間だからかもしれないけど。
そして伝票を渡した時だった。
隣に立っていた美樹が突然クスっと笑う。今の会話の流れで笑うとこなんてなかったはずなのに。
「美樹?どうしたの?」
「あー、ごめん。何でもない。先に行って車のエアコン付けとくね」
私にお金を渡し外へと出て行った。
また2人きりにさせたな。余計な事しないでほしい。