年下男子は恋愛対象になりますか?
不意打ちの「好きです」は破壊力がありすぎる。まだお昼前だというのに、恥ずかしがってばかり。

運転出来る精神状態ではなかったので、駐車場で心を落ち着かせいると1件のメッセージを受信した。

もしかして隼人君からだったりする?
また何か言われたとしたら身が持たないよ。

「何だ、良かった」

明日も会う約束してるし、良かったって言うのも変だけど。

暇になったら連絡してと書いてあったので、美樹に電話をかける。

「もしもーし」

『あれ、隼人君と一緒じゃないの?電話して大丈夫?』

「うん。さっきアパートの近くまで送ったところ」

『えー、もう帰しちゃったの?早すぎない?っていうかさ、私がいない時に楽しそうなことしないでよ』

佑介からもう話が伝わっているらしい。

「いや、別に楽しくないから。どっちかというと疲れてる」
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