年下男子は恋愛対象になりますか?
不意打ちだったので心臓が飛び跳ねた。
すぐに腕を引っ込めて、座ったまま後退る。

「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。これ以上は何もしませんから」

「……信用出来ない」

「はは、それは困りましたね」

いつもの隼人君に戻ってると確信したけど、これ以上一緒にいたらダメな気がした。

というか、私がキャパオーバーになっていて無理。

「だ、だから今日はもう帰るね!残念だけどパスタはまた今度!」

「分かりました。駐車場まで送ります」

引き留められると思っていたので、隼人君がそう答えたことに拍子抜けする。

あんまり長い時間一緒にいられないのを知っていたからかな。

「ううん、それは大丈夫!また連絡するね!」

置いてあった鞄を手に取り、逃げるようにアパートを出た。
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