年下男子は恋愛対象になりますか?
「だから、俺が無理やりしたとしても相殺されるよな?」
「な、何を!?」
次の瞬間、右耳に生暖かい感触が伝わる。
何が起きたのか分からなかったけど、耳にキスされたのだとすぐに理解した。
逃げられないから下を向くしかなくて。
「ちょっ、やめ」
「顔あげろよ」
顔を上げたら口にされそう気がする。
それだけは嫌だから頑なに向かなかった。
手に冷や汗がじっとりと滲み、ドクンドクンと胸が鼓動する。
「……俺のこと好きになれよ?」
左手は掴まれて自由に使えないから、使えるとしたら右手と両足のみ。どうするべきか考えていた時、靴下を履いている健太の足が見えた。
「こ、こんなこと無理やりされて好きになんかなるか!バカ!」
精一杯の力を右足に込めて、健太の足を踏みつける。
「い……ってぇ」
そして身体が離れた隙におもいっきりビンタした。
隼人君、ごめん。
「な、何を!?」
次の瞬間、右耳に生暖かい感触が伝わる。
何が起きたのか分からなかったけど、耳にキスされたのだとすぐに理解した。
逃げられないから下を向くしかなくて。
「ちょっ、やめ」
「顔あげろよ」
顔を上げたら口にされそう気がする。
それだけは嫌だから頑なに向かなかった。
手に冷や汗がじっとりと滲み、ドクンドクンと胸が鼓動する。
「……俺のこと好きになれよ?」
左手は掴まれて自由に使えないから、使えるとしたら右手と両足のみ。どうするべきか考えていた時、靴下を履いている健太の足が見えた。
「こ、こんなこと無理やりされて好きになんかなるか!バカ!」
精一杯の力を右足に込めて、健太の足を踏みつける。
「い……ってぇ」
そして身体が離れた隙におもいっきりビンタした。
隼人君、ごめん。