年下男子は恋愛対象になりますか?
「それで健太さんのことばかり考えて、様子がおかしかったわけですか。スマホを見られたくなかった理由は、俺と会っている時に連絡とっていたからとしか考えられないですよね?充電切れそうって嘘までついて、何してるんですか。そうなるとブロックしたっていうのも嘘、ってことになりますけど」
私の目を見ながら淡々と話す隼人君。
その気迫に圧倒されたけど、ここで視線をそらすわけにはいかなかった。
「嘘じゃないよ!さっき本当にブロックした!」
「さっき、ですか……。それって今日連絡とりあっていたって自分で言ってるようなものですよ?」
「連絡とりあっていたわけじゃないよ!?映画始まる前に連絡きて、それで」
「あぁ、すみません。俺が邪魔しちゃったんですね」
「違うよ!何でそうなるの!?私はただ、隼人君に知られたくなくて」
おかしいな。良かれと思ってしていたことが次々と裏目に出る。
「やましいことがなかったなら、普通に話せたんじゃないですか?そうじゃないから隠して嘘まで付いたんですよね?」
「違う!隼人君に余計な心配かけたくなかっただけ!私が好きなのは隼人君だから!」
「…………由夏さん自身もまだ気が付いていないだけで、本当は健太さんのことが好きなんじゃないですか?」
私の目を見ながら淡々と話す隼人君。
その気迫に圧倒されたけど、ここで視線をそらすわけにはいかなかった。
「嘘じゃないよ!さっき本当にブロックした!」
「さっき、ですか……。それって今日連絡とりあっていたって自分で言ってるようなものですよ?」
「連絡とりあっていたわけじゃないよ!?映画始まる前に連絡きて、それで」
「あぁ、すみません。俺が邪魔しちゃったんですね」
「違うよ!何でそうなるの!?私はただ、隼人君に知られたくなくて」
おかしいな。良かれと思ってしていたことが次々と裏目に出る。
「やましいことがなかったなら、普通に話せたんじゃないですか?そうじゃないから隠して嘘まで付いたんですよね?」
「違う!隼人君に余計な心配かけたくなかっただけ!私が好きなのは隼人君だから!」
「…………由夏さん自身もまだ気が付いていないだけで、本当は健太さんのことが好きなんじゃないですか?」