年下男子は恋愛対象になりますか?
そこにあったのは、いくつかの赤い跡。
付けていると思われる場面を思い出してしまって、顔から火が出そうになった。
「見えないところとはいえ、何ヵ所も付けてしまってすみませんでした」
「えっ、あ、うん!も、問題ないから気にしないで?それより、そこに居られると恥ずかしいから悪いけど戻ってもらえるかな!?」
早口になっちゃったし、動揺してるの絶対バレてるよね。
「そうですよね。すみません」
お風呂入る時に嫌でも目につくだろうし、それはそれで困るけど……隼人君なら良いよ。だから謝らなくても良かったのに。
1秒でも早く服を着たくなって、戻ったのを確認してから急いで髪と身体を洗った。
「お、お風呂ありがと」
新しく借りたTシャツの裾をギュッと掴みながら、ソファーに座ってスマホをいじっている隼人君に声をかける。
遮光カーテンが開けられていて部屋が明るくなっている。テレビは付いていなかったので部屋の中は静かだった。
「……問題なく使えました?ドライヤーこっちにあるんで、ここに座って下さい」
コンタクトレンズは外して捨てたので、隼人君の表情までは見えない。でも、隣の空いているスペースをポンポン叩いていたのは分かった。
付けていると思われる場面を思い出してしまって、顔から火が出そうになった。
「見えないところとはいえ、何ヵ所も付けてしまってすみませんでした」
「えっ、あ、うん!も、問題ないから気にしないで?それより、そこに居られると恥ずかしいから悪いけど戻ってもらえるかな!?」
早口になっちゃったし、動揺してるの絶対バレてるよね。
「そうですよね。すみません」
お風呂入る時に嫌でも目につくだろうし、それはそれで困るけど……隼人君なら良いよ。だから謝らなくても良かったのに。
1秒でも早く服を着たくなって、戻ったのを確認してから急いで髪と身体を洗った。
「お、お風呂ありがと」
新しく借りたTシャツの裾をギュッと掴みながら、ソファーに座ってスマホをいじっている隼人君に声をかける。
遮光カーテンが開けられていて部屋が明るくなっている。テレビは付いていなかったので部屋の中は静かだった。
「……問題なく使えました?ドライヤーこっちにあるんで、ここに座って下さい」
コンタクトレンズは外して捨てたので、隼人君の表情までは見えない。でも、隣の空いているスペースをポンポン叩いていたのは分かった。