年下男子は恋愛対象になりますか?
「え、いや、隼人君、あの、用意してくれた下着なんだけど、あれ……使っちゃっていいの?あ、あと、私の鞄どこにあるか知らないかな?」
今の私の姿はお風呂入る前と同じで、ゆったりとしたTシャツ1枚のみだった。違うのは色が白から黒に変わったのと、全身さっぱりしたことぐらい。
どうしようか悩んだ結果こうして来たわけだけど、やっぱり洗面所から声をかけるべきだったと後悔した。今の私に冷静な判断は無理。
コンタクトレンズをしていなくて、よく見えていないのがせめてもの救い。
「す、すみません!勝手に女性用の下着を買って来たら気持ち悪いかと思って、男性用のボクサーパンツにしちゃったんですけどやっぱり嫌でしたか!?っていうか、由夏さん、その格好まずいですって……」
「ま、待って!こっちに来ちゃダメ!それならいいの、遠慮なく使わせてもらうね!」
立ち上がろうとしていたのを静止して、洗面所へと急いで戻った。微妙な空気にいたたまれなくなる。
「……由夏さんの鞄、玄関にありましたよ。二日酔いのドリンクもここに置いておくので、良かったら飲んで下さいね」
新品の下着のあとにハーフパンツを身に付ていると、ドアの向こうから声が聞こえた。ずっとうるさいままだった心臓が更に跳ねあがる。
「あ、ありがと」
心なしか隼人君も気まずそう。
今の私の姿はお風呂入る前と同じで、ゆったりとしたTシャツ1枚のみだった。違うのは色が白から黒に変わったのと、全身さっぱりしたことぐらい。
どうしようか悩んだ結果こうして来たわけだけど、やっぱり洗面所から声をかけるべきだったと後悔した。今の私に冷静な判断は無理。
コンタクトレンズをしていなくて、よく見えていないのがせめてもの救い。
「す、すみません!勝手に女性用の下着を買って来たら気持ち悪いかと思って、男性用のボクサーパンツにしちゃったんですけどやっぱり嫌でしたか!?っていうか、由夏さん、その格好まずいですって……」
「ま、待って!こっちに来ちゃダメ!それならいいの、遠慮なく使わせてもらうね!」
立ち上がろうとしていたのを静止して、洗面所へと急いで戻った。微妙な空気にいたたまれなくなる。
「……由夏さんの鞄、玄関にありましたよ。二日酔いのドリンクもここに置いておくので、良かったら飲んで下さいね」
新品の下着のあとにハーフパンツを身に付ていると、ドアの向こうから声が聞こえた。ずっとうるさいままだった心臓が更に跳ねあがる。
「あ、ありがと」
心なしか隼人君も気まずそう。