年下男子は恋愛対象になりますか?
佑介がそう聞いてくるってことは、一緒に歩いてきた隼人君にも聞こえていたわけで。
来て欲しい時に来なかったのに、何でこのタイミングで来るかな。
「だから、ずっとそう言ってるじゃん。由夏は隼人君のことが大好きだもんね?いい機会だし佑介にも惚気話を聞かせてやれば?」
佑介の問いに美樹がそう答える。
何、この展開。冷房が効いているのに暑くなってきたし。
「……隼人君ごめん。この2人のことは気にしないで仕事に戻ってくれる?」
また隼人君の方を見ることが出来なくなって、開いたメニューブックで顔を隠しながらそう言うだけで精一杯だった。
「分かりました。佑介さんもゆっくりして行って下さいね。では失礼します」
隼人君、どんな顔してるかな。
「うわ、由夏がそんなに恥ずかしがってるの初めて見たかも。大好きなのは別にいいけど重いって思われないよう気を付けろよー」
「隼人君はそんなこと思わないって。むしろ喜んでそうじゃん。って、由夏聞いてる?おーい」
好き勝手言われてるけどそれどころじゃなくなくて、メニューブックも変わらず開いたまま。
「なぁ、健太のブロック解除してやってくれない?初恋拗らせちゃってるからか、アイツ結構落ち込んでるんだよね。学生時代お互い好きだったんだから1度ぐらい付き合えば良かったのに」
佑介が言ったことも頭に入っていなかったし、美樹が佑介の足を踏んだことにも気が付かなかった。
来て欲しい時に来なかったのに、何でこのタイミングで来るかな。
「だから、ずっとそう言ってるじゃん。由夏は隼人君のことが大好きだもんね?いい機会だし佑介にも惚気話を聞かせてやれば?」
佑介の問いに美樹がそう答える。
何、この展開。冷房が効いているのに暑くなってきたし。
「……隼人君ごめん。この2人のことは気にしないで仕事に戻ってくれる?」
また隼人君の方を見ることが出来なくなって、開いたメニューブックで顔を隠しながらそう言うだけで精一杯だった。
「分かりました。佑介さんもゆっくりして行って下さいね。では失礼します」
隼人君、どんな顔してるかな。
「うわ、由夏がそんなに恥ずかしがってるの初めて見たかも。大好きなのは別にいいけど重いって思われないよう気を付けろよー」
「隼人君はそんなこと思わないって。むしろ喜んでそうじゃん。って、由夏聞いてる?おーい」
好き勝手言われてるけどそれどころじゃなくなくて、メニューブックも変わらず開いたまま。
「なぁ、健太のブロック解除してやってくれない?初恋拗らせちゃってるからか、アイツ結構落ち込んでるんだよね。学生時代お互い好きだったんだから1度ぐらい付き合えば良かったのに」
佑介が言ったことも頭に入っていなかったし、美樹が佑介の足を踏んだことにも気が付かなかった。