年下男子は恋愛対象になりますか?
いつもなら隼人君からのキスだけで終わるんだけど、何か物足りなくて私からもしてみた。
唇が離れて目が合ったら反則級の笑顔を向けられて、そのあとにされた濃厚なキス。
「由夏さん、明日は11時半には出るんでしたっけ?」
「うん。お昼に美樹と駅で待ち合わせしてるから、遅くてもその時間には出ようと思ってる」
明日は学園祭ライブ初日。
神奈川にある大学まで泊まりで行って、次の日はライブ仲間の結婚式余興について打ち合わせ。
「今日はあんまり無理させないようにしようと思ってたんですけど……すみません、やっぱり無理そうです」
「もう!だから、そういうことは口に出さないでよ。お風呂は一緒に入らないからね?」
「まだ何も言ってないじゃないですか」
「これから言うつもりだったくせに」
ハハッて笑って誤魔化された。
隼人君が私をからかうのって、もはや趣味なんじゃないかとさえ思えてきたよ。
隼人君がシャワーを浴び終わったあと私も借りて、ドライヤーで髪を乾かしてもらった。至福の時間。
「ずっと気になってたんですけど、由夏さんのスイッチってどこにあるんですか?」
「スイッチ?何の?」
「積極的になるスイッチです。いつも探してるんですけど、未だに良く分からないんですよね。さっきは何でキスしてくれたんですか?」
「……普通そういうこと聞く?」
「すみません、気になって」
そんなこと聞かれても私だって分からない。
知ってても絶対教えないと思うけど。
隼人君が意地悪してこなかったら出るかもね。
唇が離れて目が合ったら反則級の笑顔を向けられて、そのあとにされた濃厚なキス。
「由夏さん、明日は11時半には出るんでしたっけ?」
「うん。お昼に美樹と駅で待ち合わせしてるから、遅くてもその時間には出ようと思ってる」
明日は学園祭ライブ初日。
神奈川にある大学まで泊まりで行って、次の日はライブ仲間の結婚式余興について打ち合わせ。
「今日はあんまり無理させないようにしようと思ってたんですけど……すみません、やっぱり無理そうです」
「もう!だから、そういうことは口に出さないでよ。お風呂は一緒に入らないからね?」
「まだ何も言ってないじゃないですか」
「これから言うつもりだったくせに」
ハハッて笑って誤魔化された。
隼人君が私をからかうのって、もはや趣味なんじゃないかとさえ思えてきたよ。
隼人君がシャワーを浴び終わったあと私も借りて、ドライヤーで髪を乾かしてもらった。至福の時間。
「ずっと気になってたんですけど、由夏さんのスイッチってどこにあるんですか?」
「スイッチ?何の?」
「積極的になるスイッチです。いつも探してるんですけど、未だに良く分からないんですよね。さっきは何でキスしてくれたんですか?」
「……普通そういうこと聞く?」
「すみません、気になって」
そんなこと聞かれても私だって分からない。
知ってても絶対教えないと思うけど。
隼人君が意地悪してこなかったら出るかもね。