年下男子は恋愛対象になりますか?
彩のウェディングドレス姿は綺麗だった。
2人の幸せそうな表情を見て胸が温かくなる。
私と隼人君の姿で重ねてしまったから、すぐに打ち消したけど。
やだ、私ったら何を考えてるんだろ。
隼人君のタキシード姿は見たいけど、結婚の話なんて1度もしたこともないのに……!
こんなこと考えてるの美樹にバレたら絶対からかわれる。気を付けなきゃ。
挙式が終わって披露宴会場に移動すると、新郎新婦との席が近くて更にテンションが上がった。
私も美樹も晴香も、料理そっちのけで撮影に夢中。多くの人が彩達にスマホを向けている。
「女って撮影するの好きだよなー。てか、勇太のヤツ緊張しすぎだろ。ずっと笑顔が強ばってる」
同じテーブルに座っている弘樹が、ノンアルコールビールを飲みながら笑っていた。蓮は頷きながら食事を堪能中。
「余興で演奏するのに弘樹は緊張してないの?あ、ちなみにこれ動画でーす」
隣の席にスマホを向ける。
「俺はしてない。蓮もしてないよな?」
「うん」
「へー、それは凄いですねぇ。美樹と晴香は緊張してる?」
そのまま動画を撮影し続けると、2人ともこっちに向かってピースしてくれた。何故か弘樹もしてたけど、逆側だから入らないってば。
「私もしてない。1人だったらしてたと思うけど美女3人で歌うしね。こら、蓮!このタイミングで笑うとは失礼な」
「私もしてないかなー。蓮、美女を怒らせると怖いよ?」
笑顔の圧が凄い。
ふざけて言ってるのが分かってるから、蓮も笑うのをやめない。
「由夏は?」
弘樹がテーブルに置いてあったスマホを手に取ってこっちに向ける。隣に座っていた美樹がピースしたので、私も同じようにした。楽しい。
「緊張してないって言ったら嘘になるけど、楽しみの方が大きいかな。美女の一員として頑張りまーす」
お色直しの時間になったので、数え切れない程の写真を隼人君と共有した。今度は「由夏さんが写ってる写真もお願いします」と届く。
早く会いたい。
2人の幸せそうな表情を見て胸が温かくなる。
私と隼人君の姿で重ねてしまったから、すぐに打ち消したけど。
やだ、私ったら何を考えてるんだろ。
隼人君のタキシード姿は見たいけど、結婚の話なんて1度もしたこともないのに……!
こんなこと考えてるの美樹にバレたら絶対からかわれる。気を付けなきゃ。
挙式が終わって披露宴会場に移動すると、新郎新婦との席が近くて更にテンションが上がった。
私も美樹も晴香も、料理そっちのけで撮影に夢中。多くの人が彩達にスマホを向けている。
「女って撮影するの好きだよなー。てか、勇太のヤツ緊張しすぎだろ。ずっと笑顔が強ばってる」
同じテーブルに座っている弘樹が、ノンアルコールビールを飲みながら笑っていた。蓮は頷きながら食事を堪能中。
「余興で演奏するのに弘樹は緊張してないの?あ、ちなみにこれ動画でーす」
隣の席にスマホを向ける。
「俺はしてない。蓮もしてないよな?」
「うん」
「へー、それは凄いですねぇ。美樹と晴香は緊張してる?」
そのまま動画を撮影し続けると、2人ともこっちに向かってピースしてくれた。何故か弘樹もしてたけど、逆側だから入らないってば。
「私もしてない。1人だったらしてたと思うけど美女3人で歌うしね。こら、蓮!このタイミングで笑うとは失礼な」
「私もしてないかなー。蓮、美女を怒らせると怖いよ?」
笑顔の圧が凄い。
ふざけて言ってるのが分かってるから、蓮も笑うのをやめない。
「由夏は?」
弘樹がテーブルに置いてあったスマホを手に取ってこっちに向ける。隣に座っていた美樹がピースしたので、私も同じようにした。楽しい。
「緊張してないって言ったら嘘になるけど、楽しみの方が大きいかな。美女の一員として頑張りまーす」
お色直しの時間になったので、数え切れない程の写真を隼人君と共有した。今度は「由夏さんが写ってる写真もお願いします」と届く。
早く会いたい。