年下男子は恋愛対象になりますか?
メダルを落とすゲームを引換券プラス千円分楽しんだあと、フルーツサンドが有名なカフェで遅めの昼食をとることにした。
お互い違うものを注文してシェア。
私がスマホで撮影しているのを、隼人君はニコニコしながら見ている。
「ここ、来てみたかったから嬉しい」
「俺は由夏さんが喜んでくれて嬉しいです。パフェはまた今度来た時に頼みましょうね」
「え……、バレてたんだ?」
「デザートメニュー真剣に見てましたし、他のお客さんに運ばれてるパフェも気になってましたよね」
チラッと見たつもりなのに、バレてたなんて恥ずかしすぎる。
このお店を提案してくれたのも隼人君だった。結構前にネットで見て、行ってみたいって何気なく言った場所。言った私ですら忘れていたのに。
ボウリングやってた時も「また一緒来ましょうね」って言ってたし、数時間過ごしただけでも気持ちが伝わってくる。
大丈夫。さっきよりは前みたいに戻れる気がしてる。事情を知らない人から見たら、仲が良いカップルに見えてるはず。
「そういえば、夜は何時に約束してるんですか?」
「まだ決めてないや。ごめん、美樹にメッセージ送って聞いてみるね」
焼き肉何時にする?って送ったら6時か7時と届いたので、7時がいいなと返すと了解のスタンプとお店のURLが送られてきた。
「7時に決まったよ。あ、さっき撮った写真SNSに載せようかな」
「由夏さんってSNSやってたんですね。知りませんでした」
「あれ、言ってなかったっけ?放置気味だけど趣味用アカウントあるよ。隼人君は?」
スマホをいじりながら軽い気持ちでした質問。投稿が終わったあと、聞かなければ良かったと後悔した。
隼人君のアカウント知りたくない。
だって、知ったら隅々までチェックしちゃうと思うから。
「俺はやってない、です」
「そっか」
私も笑ってみたけど誤魔化せてない気がする。
お互い違うものを注文してシェア。
私がスマホで撮影しているのを、隼人君はニコニコしながら見ている。
「ここ、来てみたかったから嬉しい」
「俺は由夏さんが喜んでくれて嬉しいです。パフェはまた今度来た時に頼みましょうね」
「え……、バレてたんだ?」
「デザートメニュー真剣に見てましたし、他のお客さんに運ばれてるパフェも気になってましたよね」
チラッと見たつもりなのに、バレてたなんて恥ずかしすぎる。
このお店を提案してくれたのも隼人君だった。結構前にネットで見て、行ってみたいって何気なく言った場所。言った私ですら忘れていたのに。
ボウリングやってた時も「また一緒来ましょうね」って言ってたし、数時間過ごしただけでも気持ちが伝わってくる。
大丈夫。さっきよりは前みたいに戻れる気がしてる。事情を知らない人から見たら、仲が良いカップルに見えてるはず。
「そういえば、夜は何時に約束してるんですか?」
「まだ決めてないや。ごめん、美樹にメッセージ送って聞いてみるね」
焼き肉何時にする?って送ったら6時か7時と届いたので、7時がいいなと返すと了解のスタンプとお店のURLが送られてきた。
「7時に決まったよ。あ、さっき撮った写真SNSに載せようかな」
「由夏さんってSNSやってたんですね。知りませんでした」
「あれ、言ってなかったっけ?放置気味だけど趣味用アカウントあるよ。隼人君は?」
スマホをいじりながら軽い気持ちでした質問。投稿が終わったあと、聞かなければ良かったと後悔した。
隼人君のアカウント知りたくない。
だって、知ったら隅々までチェックしちゃうと思うから。
「俺はやってない、です」
「そっか」
私も笑ってみたけど誤魔化せてない気がする。