年下男子は恋愛対象になりますか?
写真を撮り終えた私達は、近くにあったお土産屋さんに入った。可愛いお菓子やグッズがずらりと並んでいて、見ているだけでも楽しい。

「今買ったら邪魔だよね。帰る時にしようかな」

「ロッカーに入れておけば大丈夫ですよ」

「そっか!そうだよね!」

美樹や会社の人達へのお土産を迷いながらも選ぶ。隼人君は嫌な顔することなく、ニコニコしながら付き合ってくれていた。

会計を済ませて買ったお土産をロッカーに入れる。空いているか不安だったけど、想像していたよりも数があったので問題なかった。

「ごめんね、時間かかっちゃって。荷物も持ってくれてありがと」

「大丈夫です。花火までまだ時間ありますし、そろそろ休憩しましょうか?」

「うん。花火楽しみだなー」

朝からずっと楽しいし、最高の誕生日。
< 67 / 725 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop