年下男子は恋愛対象になりますか?
「こっちこそ起こしちゃったみたいでごめん。体調どう?お風呂入るなら沸かすけどどうする?それとも何か作ろうか?とは言っても、たいしたもの出来ないけど」
しまった、一気に喋りすぎた。
それにツラいならお風呂には入れないよね。
でもシャワーだけだと寒いだろうし、薬だって何か食べてから飲んでほしい。
「いえ、あの……、部屋片付けてくれてありがとうございました。クリスマスなのに本当にすみません」
さっきから何度も謝られてる。
クリスマスだからといって食事の予約とかしてるわけでもなかったし、そこまで悪いと思わなくても大丈夫なのに。私だって残業引き受けちゃったし。
「ううん、気にしないで。ほら、とりあえずベッドに戻ろ」
回復したら改めてクリスマスパーティーしようかって言おうとしてやめた。隼人君へのプレゼントも用意してあるけど、そんなこと言う資格ないと思ったから。
だから指輪を貰ったとしても、受け取っていいのか悩むと思う。微妙な雰囲気のままだし、この状況で渡してくれるとは限らないんだけど。
今思ってること、ちゃんと伝えなくちゃ。
でもそれは今じゃなくて隼人君の体調がよくなってから。
「アイスやプリンもあるよ。解熱剤も買ってきたから必要だったら飲んでね」
「すみません、ありがとうございます。いただきます」
隼人君がベッドに腰かけて、私が冷凍庫から持ってきていたバニラアイスとスプーンを手に取った。
近くに置いてあるデジタル時計が、あと1時間で日付が変わると知らせてくれている。まだ居てほしいって言うかな。でも、さすがに泊まりは色々と無理なわけで。
「明日ってバイト?」
「いえ、休みです」
「そっか。それならゆっくり休めるね。大丈夫そうだしそろそろ帰るけど、何かあったらすぐに連絡して?また明日来るね」
彼女なのに冷たいかもしれない。
帰らないでって訴えてくる視線に気が付かないふりもした。
しばらくして「分かりました」と小さく返ってきたので、軽く手を振ってから玄関に向かった。
しまった、一気に喋りすぎた。
それにツラいならお風呂には入れないよね。
でもシャワーだけだと寒いだろうし、薬だって何か食べてから飲んでほしい。
「いえ、あの……、部屋片付けてくれてありがとうございました。クリスマスなのに本当にすみません」
さっきから何度も謝られてる。
クリスマスだからといって食事の予約とかしてるわけでもなかったし、そこまで悪いと思わなくても大丈夫なのに。私だって残業引き受けちゃったし。
「ううん、気にしないで。ほら、とりあえずベッドに戻ろ」
回復したら改めてクリスマスパーティーしようかって言おうとしてやめた。隼人君へのプレゼントも用意してあるけど、そんなこと言う資格ないと思ったから。
だから指輪を貰ったとしても、受け取っていいのか悩むと思う。微妙な雰囲気のままだし、この状況で渡してくれるとは限らないんだけど。
今思ってること、ちゃんと伝えなくちゃ。
でもそれは今じゃなくて隼人君の体調がよくなってから。
「アイスやプリンもあるよ。解熱剤も買ってきたから必要だったら飲んでね」
「すみません、ありがとうございます。いただきます」
隼人君がベッドに腰かけて、私が冷凍庫から持ってきていたバニラアイスとスプーンを手に取った。
近くに置いてあるデジタル時計が、あと1時間で日付が変わると知らせてくれている。まだ居てほしいって言うかな。でも、さすがに泊まりは色々と無理なわけで。
「明日ってバイト?」
「いえ、休みです」
「そっか。それならゆっくり休めるね。大丈夫そうだしそろそろ帰るけど、何かあったらすぐに連絡して?また明日来るね」
彼女なのに冷たいかもしれない。
帰らないでって訴えてくる視線に気が付かないふりもした。
しばらくして「分かりました」と小さく返ってきたので、軽く手を振ってから玄関に向かった。