年下男子は恋愛対象になりますか?
『……え?』
「ごめんね?あ、もう充電ないみたいだから切るね」
そう言い残し、私は一方的に電話を切った。
充電がなくなるのは嘘じゃない。
隼人君にモバイルバッテリー借りる前だったし、残り5%と表示されているスマホの液晶画面。
すぐに折り返しかかってきたけれど、電話には出なかった。
「あーあ。今日は誕生日なんだけどなぁ」
朝早くに待ち合わせして、誕生日プレゼントもらって、新幹線と電車に乗って移動して、初めて手を繋いで、私の気持ち伝えて、初めてキスしたのに……
そんな矢先、隼人君とあの子がキスしてた。
「あはは、最悪じゃん」
そんなことを考えてる間も、ずっと電話がかかってきていた。マナーモードにするわけでもなく、電源を切るわけでもなく放置した。
私が切らなくてもすぐに切れると思ったから。
「ごめんね?あ、もう充電ないみたいだから切るね」
そう言い残し、私は一方的に電話を切った。
充電がなくなるのは嘘じゃない。
隼人君にモバイルバッテリー借りる前だったし、残り5%と表示されているスマホの液晶画面。
すぐに折り返しかかってきたけれど、電話には出なかった。
「あーあ。今日は誕生日なんだけどなぁ」
朝早くに待ち合わせして、誕生日プレゼントもらって、新幹線と電車に乗って移動して、初めて手を繋いで、私の気持ち伝えて、初めてキスしたのに……
そんな矢先、隼人君とあの子がキスしてた。
「あはは、最悪じゃん」
そんなことを考えてる間も、ずっと電話がかかってきていた。マナーモードにするわけでもなく、電源を切るわけでもなく放置した。
私が切らなくてもすぐに切れると思ったから。