年下男子は恋愛対象になりますか?
【2】進展
少し前までライブの余韻に浸っていたのが嘘のようだった。誰かに話を聞いてほしくなって電話をかける。お願いだから出て。
『もしもーし』
「もしもし、美樹!?出てくれて良かったぁ。た、た、た、大変な事がおきたんだけど、どうしよう!?」
『は?ちょっと落ち着いて。何、どうしたの?』
電話の相手は小川美樹。
高校からの付き合いで、何でも話せる親友。
同じバンドが好きでライブもいつも一緒に行ってるけど、今回はチケットが1枚しかないから行っておいでと言われていたのだった。
「一目惚れされて告白された!」
『えー!誰に!?』
「大学生らしき若い子に!詐欺かもしれないけど告白された!」
『えっ、ちょっと詳しく教えてよ!』
美樹にとっても予想外な話だったようで、興奮した様子が電話越しに伝わってくる。
今ライブ会場から帰っていること、電車内であったこと、乗り換えのホームで突然告白されたことを全て小声で話した。
『もしもーし』
「もしもし、美樹!?出てくれて良かったぁ。た、た、た、大変な事がおきたんだけど、どうしよう!?」
『は?ちょっと落ち着いて。何、どうしたの?』
電話の相手は小川美樹。
高校からの付き合いで、何でも話せる親友。
同じバンドが好きでライブもいつも一緒に行ってるけど、今回はチケットが1枚しかないから行っておいでと言われていたのだった。
「一目惚れされて告白された!」
『えー!誰に!?』
「大学生らしき若い子に!詐欺かもしれないけど告白された!」
『えっ、ちょっと詳しく教えてよ!』
美樹にとっても予想外な話だったようで、興奮した様子が電話越しに伝わってくる。
今ライブ会場から帰っていること、電車内であったこと、乗り換えのホームで突然告白されたことを全て小声で話した。