【番外編】円満な婚約破棄と一流タンクを目指す伯爵令嬢の物語
その時、いいことを思いついた。
「ねえ、コンドル!そのグリフォンに、岩山のレッドリザードを捕まえてここに連れてくるようにお願いしてちょうだい」
「そんなこと、聞き入れられるわけないだろうがっ!なあ、グリフォン」
「クルッ?」
グリフォンが首を傾げてコンドルをじっと見つめている。
やはりこれは脈ありだ。
「ええっと…?あっちの山にいるレッドリザードを捕まえてここに持ってくることはできるか?上手くいったら、俺が…ヨシヨシしてやる!」
「クルルッ♡」
グリフォンは岩山めがけて飛んで行った。
「すごいなあ、コンドルさんて。鳥系のものなら何でも意思疎通できるんですね!」
感心するルシードに、コンドルも「ま、まあな!」と言っているけれど、自分でもびっくりだったのではないだろうか。
コンドルはまだ腰を抜かしたままだった。
「ねえ、コンドル!そのグリフォンに、岩山のレッドリザードを捕まえてここに連れてくるようにお願いしてちょうだい」
「そんなこと、聞き入れられるわけないだろうがっ!なあ、グリフォン」
「クルッ?」
グリフォンが首を傾げてコンドルをじっと見つめている。
やはりこれは脈ありだ。
「ええっと…?あっちの山にいるレッドリザードを捕まえてここに持ってくることはできるか?上手くいったら、俺が…ヨシヨシしてやる!」
「クルルッ♡」
グリフォンは岩山めがけて飛んで行った。
「すごいなあ、コンドルさんて。鳥系のものなら何でも意思疎通できるんですね!」
感心するルシードに、コンドルも「ま、まあな!」と言っているけれど、自分でもびっくりだったのではないだろうか。
コンドルはまだ腰を抜かしたままだった。