七夕までの恋のカウントダウン~男の子、拾っちゃいました~
「琉聖さん、お茶飲みます?」
「是非頂こう」
なんか…古くさい。
何て思いながら、私は琉聖さんにお茶を出すと、琉聖さんは平静を装うかのように優雅な素振りでお茶を飲む。
一方で私は、今日最高気温が33度と暑かったのでその分喉も渇き、お茶をゴクゴクと飲んだ…。
でも、
「…アツっ!?」
冷蔵庫に入ってたお茶は、琉聖さんの分しかなくて、さっき作りたてのお茶を自分のコップに入れたのを忘れてた。
私は、熱いお茶を琉聖さんの前、吐くことが出来ず、なんとか飲み込んだ。
喉と舌がヒリヒリして、私は喉を押さえてると
唐突に琉聖さんの顔が目の前にやって来て、唇になにかが当たった。
柔らかい………………ん!?
冷たい水?が口に流れる。
私はボーッとしてしまい、離れる琉聖さんの顔をじっと見てた。