真白が(それなりに)解決致します【プロローグ】
「しかし、拓篤殿推しの我としては、いささか複雑でもありますな。」

「確かに、確かに。幹殿推しの僕としては、嬉しいかぎりでしたが…
河童殿の複雑な心境、お察し致します。」

「ですが、あれがあっての今ですからな。これからであります。」

「それを言うなら幹殿もこれからですよ。」

アハハハハッと笑い声を上げる二人に私が複雑な心境になる…

まったく…
こいつらは、何を話してるんだか…/////


「して、チビ殿は、どれが一番思い出深いであるか?」

「僕はやはり、真白様の件ですねー」

私の?

何かあったっけ?

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