真白が(それなりに)解決致します【プロローグ】
『これは幻覚、これは幻覚。』

毎日心の中で呪文の様に唱えていた。

そして今日も、呪文を唱えながら寝室にある物干し竿に洗濯物を干している。のだが、竿に掛けてあるハンガーで童が遊んでいる。

『これは幻覚、これは幻覚。見えてません。』

が、1人の童がハンガーにはさまりわたわたし出す。

『これは幻覚、これは幻覚。見えてません。』

他の4童、助けようとわたわたし出すが、救助一向に進まず。

「………」

しょうがない。

助けることにした。
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