愛人~アイレン~
幸と少しでも早く一緒に暮らしたい。
真司の有難い言葉を受け取り、私の荷物は今日運ぶ事になった。
真司は仕事が終わり次第家に来るらしい。
その時に向けて、服をダンボールに詰めていく。
私は凄く片付けが苦手で、大概の服がシワシワだった。
それをバレないようにしなくちゃいけない。
寧ろ、私のだらしない所を全部隠さなくてはならない。そう考えたら、同棲が憂鬱に感じた。
大きなダンボール五個に私の服は収まった。
五個とはいえ、着なそうな服を全部捨ててこの量だ。
着なくなった服がゴミ袋五個分並んでいる。
そんな事をしているうちに、インターフォンの音が鳴り響いた。
玄関に向かい扉を開くと、優しい顔をした真司が立っていた。
「荷物纏まった?」
「バッチリだよ!」
「じゃあ、荷物運ぼうか」
「うん!」
段ボールを持って真司の車に向かうと、布団セットが目に入った。
「布団セット買ったんだ?」
「そうだよ!家具が揃うまではこれで乗り切ろう!!」
「うん!!」
なんだか、ワクワクしてくる。
やっと、大嫌いな家から出られる。そう考えただけで、天にも登るような気分になってしまう。
真司の車に乗り込み、薄暗くなった道を走り、今から住むであろうマンションに着いた。
自分の目で見ても、本当に素敵なマンション。
真司の有難い言葉を受け取り、私の荷物は今日運ぶ事になった。
真司は仕事が終わり次第家に来るらしい。
その時に向けて、服をダンボールに詰めていく。
私は凄く片付けが苦手で、大概の服がシワシワだった。
それをバレないようにしなくちゃいけない。
寧ろ、私のだらしない所を全部隠さなくてはならない。そう考えたら、同棲が憂鬱に感じた。
大きなダンボール五個に私の服は収まった。
五個とはいえ、着なそうな服を全部捨ててこの量だ。
着なくなった服がゴミ袋五個分並んでいる。
そんな事をしているうちに、インターフォンの音が鳴り響いた。
玄関に向かい扉を開くと、優しい顔をした真司が立っていた。
「荷物纏まった?」
「バッチリだよ!」
「じゃあ、荷物運ぼうか」
「うん!」
段ボールを持って真司の車に向かうと、布団セットが目に入った。
「布団セット買ったんだ?」
「そうだよ!家具が揃うまではこれで乗り切ろう!!」
「うん!!」
なんだか、ワクワクしてくる。
やっと、大嫌いな家から出られる。そう考えただけで、天にも登るような気分になってしまう。
真司の車に乗り込み、薄暗くなった道を走り、今から住むであろうマンションに着いた。
自分の目で見ても、本当に素敵なマンション。