愛人~アイレン~
彼がやって来たのは、5分後だった。
私は楽しみ過ぎて、コンビニに15分前に着いた。
彼も、同じ思いで早く来たのだうろか。そんな事を考えるだけで嬉しくなってしまう。
何より、写真通りの優しい顔なのが嬉しい。
「初めまして!」
「初めまし、て。
あの、わがまま言ってごめんなさい!!」
不思議そうな表情で私を見つめる彼。
「わがまま?」
「こんな時間に会いたいなんて……」
「それなら、謝らなくても良いよ。だって、俺も会いたかったし、好きな人のわがままなら何でも叶えたい__」
好きな人って、私!?
だとしたら、かなりキザな台詞。でも、顔を真っ赤にしている彼はこういう言葉を使い慣れていないのだろう。
それが、分かった瞬間彼が愛おしくなってしまう
「す、好きな人って、私!?」
「うん……。いきなり過ぎるよね!ごめん!!
俺、帰った方が良いね……」
「待って!!」
「……」
「私も好きで、す……」
彼が帰ってしまう。
「く、車乗っても良いですか?」
「あ、うん……。俺さ!!」
「はい?」
「幸ちゃんの嫌がるような事は一切しないから安心して!!」
真剣な話表情でそう言う彼の事なら信じる事が出来る。
本気でそう思ったんだ__
私は楽しみ過ぎて、コンビニに15分前に着いた。
彼も、同じ思いで早く来たのだうろか。そんな事を考えるだけで嬉しくなってしまう。
何より、写真通りの優しい顔なのが嬉しい。
「初めまして!」
「初めまし、て。
あの、わがまま言ってごめんなさい!!」
不思議そうな表情で私を見つめる彼。
「わがまま?」
「こんな時間に会いたいなんて……」
「それなら、謝らなくても良いよ。だって、俺も会いたかったし、好きな人のわがままなら何でも叶えたい__」
好きな人って、私!?
だとしたら、かなりキザな台詞。でも、顔を真っ赤にしている彼はこういう言葉を使い慣れていないのだろう。
それが、分かった瞬間彼が愛おしくなってしまう
「す、好きな人って、私!?」
「うん……。いきなり過ぎるよね!ごめん!!
俺、帰った方が良いね……」
「待って!!」
「……」
「私も好きで、す……」
彼が帰ってしまう。
「く、車乗っても良いですか?」
「あ、うん……。俺さ!!」
「はい?」
「幸ちゃんの嫌がるような事は一切しないから安心して!!」
真剣な話表情でそう言う彼の事なら信じる事が出来る。
本気でそう思ったんだ__