この夏に、君と一度だけ。
神様、お願いします。
私達は、出会ってからほぼ毎日公園で会っていた。
特に決めているわけでない。
だがなぜか行きたいのだ。
あれからはメアド交換をしたりした。
今日も公園に行けば嶺緒がいた。
今日は自転車もってる。
どこかから帰ってきたのかな?
「嶺緒くーーん!!」
私が叫ぶように呼べばビクッとして振り返る。
「あぁ、綺羅か。
そうだ。今日チャリ乗ってどっかいくか?」
え、、、
良いの、かな?