この夏に、君と一度だけ。
知らないところ
そうして嶺緒君が向かったところは、倉庫?
いや、、、
隠れ家?
「ここ、俺らの族の溜まり場。」
は、はぁ?!
ぞ、族って、、、?
も、もしかして、一ノ瀬家のなんか?かな、
「ぞ、族って、一ノ瀬家のことですか?」
「は?」
は?って返されて、私はさらに混乱。
「暴走族。」
「え?」
周りに私の間抜けな声が響いた。
「ふはっ、」
となりで嶺緒君がくすくすと笑っている。
も、もしかして、族って、
ぼ、暴走族?!