彦星さまは会いたくてたまらない


「学校では必要な時にしか
 話しかけないし

 オマエの連絡先も聞かない。

 他の生徒と平等に
 接するつもりだ」



それは、ちょっと寂しいけど

我慢するしかないよね?



「わかりました。

 私はこの先もずっとずっと
 先生のことだけを想って
 生きていきますから」



「何、永遠の別れみたいに
 なってるんだよ」



「……えっ?」



「我慢して欲しいのは
 卒業までの8か月間」



「そのあとは?」



「オマエが生徒じゃなくなれば
 問題ないだろ?

 この先、堂々と付き合って
 いくためにも

 俺は真っ当な教師で
 あり続けたいんだ」



……光彦先生。



恋に甘々なのに

凛とした考えを

持っているところ。


本当に尊敬です!!

ますます、惚れちゃいました。

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