あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~
『いえ、仕事自体はそれほどキツいわけではありません。ただ、元々、私にはやりたい仕事があったんですけど……』
『やりたい仕事?』
『はい。でも、その仕事に就くのは諦めています。今の仕事が嫌なわけではないので……とにかく父の喜ぶ顔が見れたらそれでいいかなと思って続けています』
私の父は、itidou化粧品の社長を務めている。
CMで一流の女優さんを起用するほど有名で、日本でもトップクラスの会社だ。
他にも医薬品の開発、販売も行っていて、そんなitidou化粧品と九条さんのお父様が社長を務める九条グループはいろいろと業務提携している。
もちろん、九条グループの方が、世界にも大きく進出していて資本金から抱える従業員の数も遥かに多い。
それでも父親同士は昔から仲の良い友達で、いろいろ切磋琢磨してお互い業績を伸ばしてきた大切な仲間だった。
『やりたい仕事?』
『はい。でも、その仕事に就くのは諦めています。今の仕事が嫌なわけではないので……とにかく父の喜ぶ顔が見れたらそれでいいかなと思って続けています』
私の父は、itidou化粧品の社長を務めている。
CMで一流の女優さんを起用するほど有名で、日本でもトップクラスの会社だ。
他にも医薬品の開発、販売も行っていて、そんなitidou化粧品と九条さんのお父様が社長を務める九条グループはいろいろと業務提携している。
もちろん、九条グループの方が、世界にも大きく進出していて資本金から抱える従業員の数も遥かに多い。
それでも父親同士は昔から仲の良い友達で、いろいろ切磋琢磨してお互い業績を伸ばしてきた大切な仲間だった。