木苺 ~甘酸っぱいもの~
舞雪が家に帰ると、茉白がいた。
「あ、茉白ちゃん、あのね」
舞雪が茉白に先程の事を話そうとしたが、
「舞雪、お姉ちゃん、妊娠したんだって」
母親が嬉しそうに舞雪に言った。
その瞬間、舞雪の中で何かがプツンと音を立てて切れた。
「なんでドイツもコイツも妊娠するの!?」
「ま…舞雪?
どうしたの?」
茉白の声を打ち消し、
「もういい!」
舞雪はリビングを出た。
部屋に入り、鍵をかける。
篠田さん、鬱陶しそうだったな~。
やっぱりなんだかんだ言っても奥さんなんだよ…。
夫婦仲が悪いってやっぱ嘘じゃん…。
舞雪は暗い部屋で泣き続けた‐。
「あ、茉白ちゃん、あのね」
舞雪が茉白に先程の事を話そうとしたが、
「舞雪、お姉ちゃん、妊娠したんだって」
母親が嬉しそうに舞雪に言った。
その瞬間、舞雪の中で何かがプツンと音を立てて切れた。
「なんでドイツもコイツも妊娠するの!?」
「ま…舞雪?
どうしたの?」
茉白の声を打ち消し、
「もういい!」
舞雪はリビングを出た。
部屋に入り、鍵をかける。
篠田さん、鬱陶しそうだったな~。
やっぱりなんだかんだ言っても奥さんなんだよ…。
夫婦仲が悪いってやっぱ嘘じゃん…。
舞雪は暗い部屋で泣き続けた‐。