S系御曹司は政略妻に絶え間なく愛を刻みたい~お見合い夫婦が極甘初夜を迎えるまで~
これまでは、ただ恥ずかしかった。
でもやっぱり違う。もっとこうしていたい。この先まで……朝までずっと。
こんなことをこんなところで考えてしまう自分は間違いなく変態なわけで、要さんはそんな私を知ったら呆れてしまうだろうか。
もしそうだったらすごく辛いのに。
触れられたい思いが強くなって私の頭の中を支配する。
(要さんのこと、好きすぎて苦しい……)