S系御曹司は政略妻に絶え間なく愛を刻みたい~お見合い夫婦が極甘初夜を迎えるまで~
でも、もっと困ったことに、私は……
これまでの要さんとは違うギラギラした男らしい目で私を見てたこととか、
熱くて大きな手が私の素肌に触れたことを、
それから何度も何度も反芻するように思い出していたのだ。
(これじゃ、私が変態じゃない?)
とにかく、結局全部要さんが悪い。
子どもを作る勉強なんて、意味のわからないあんなルール作ったのは要さんなんだから。
そう思わなければ、この気持ちが整理できない。