聖なる夜の甘い愛
「嫌われたかと思って…晴に…っふられちゃうんじゃないかって…」
「…ん、ありえないから。」
よかったって、君がまた泣くけどすぐに頬を真っ赤にして、笑うから。
僕もつられて笑ったんだ。
君の手にまだ握られていたリンゴジュースを僕は手にとり飲んだ。
「これからもずっと、毎年クリスマスは俺の家でリンゴジュース飲もうな。」
「…でかけないの?」
「俺は香澄といれたら幸せだし。」
「…///」
本当は、もう一つ理由がある。
誰にも今以上にきっと可愛くなる香澄を見せたくない…なんて言えないよな。