聖なる夜の甘い愛




そして、ずっとポケットにしまってた箱をとりだして、俺が開いた。



中を見た途端に香澄はまた泣き出すから、俺は笑いながら細い指にリングをはめた。






「今日は泊まれば?もぅ夜遅いし。」


「ふぇ!?その…」


「大丈夫。何もしないよ。」


「…ん。」
















そして、香澄が俺の指にも同じ指輪がついていたのに気づいたのは朝のこと。


そして、香澄のネックレスと同じ物が俺にもついているのに気づいたのも朝のこと。
















end
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