聖なる夜の甘い愛
こっそりドアに行って帰ろうとした時
「ありがとうご…って桃っ!
もぅ時間切れ、帰ったらダメだぞ。」
ちぇっ!もぅ洋くんに拗ねてるとこ見られたくなかったのに…。
「やっぱり桃ちゃんじゃんっ
はじめましてっ私同僚の山本です!
桃ちゃんのことずっと聞いてるよ―っ」
「あっは、はじめましてっ!桃です!」
だめだ…うまく笑えないよ…。
「あぁ!そっか、そっか。
大丈夫だよ、桃ちゃん!私彼氏いるからさぁ―っ
しかも洋一くん…桃ちゃん可愛い可愛いうるさいからっ
でも本当に可愛い…」
ってにっこり笑って言うから、
私って心が小さいなって…思ったんだ。
「ありがとうございます。
山本さんもすごく綺麗で…大人っぽくて…なんか…っ」
「あ―もぅ超可愛いっ!洋一くんっ裏行って話し聞いてあげなよっ」