聖なる夜の甘い愛





「なは―っ!
もうすっぐサンタさんが来る日だ―!」


いやっほい!みなさんお元気ですか?

私、南条早荏<ナンジョウサエ>は、元気すぎてあなたにわけてあげたいくらい、元気がありあまりすぎて元気を



「元気何回言うねん!しかも意味分からん事ぐちゃぐちゃうっさいねん。」



このお口が悪い男は、仕方なくあたしの彼氏にしてあげた立石和哉<タテイシカズヤ>




「うるさいって何よ―っ
こんな可愛い彼女が言ってるのに!」


「…可愛いけど、うっさいねん。」


「…ひょへ!?」




まさか褒められちゃうなんて…
さっきの言葉の仕方なく辺り訂正しとこうかしら…っ




「変な声だして…きもっ。」


「…うが――っ!!!」


「何その怒り方…古っ!」


「…ぷんぷんっ」


「同じく。」





やっぱり訂正しない!


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