聖なる夜の甘い愛



「明日俺仕事だけど。朝から晩まで。」


「や、休みとってないの!?」



すると壱にぃは不思議そうに私を見て


「なんで休まなきゃいけないんだ?」








ってなんでだよ―!!!
このアホ男め―!



「明日は恋人達のクリスマスだよ?
休むのは当然じゃんかぁ…ック、うぅ~」



「えぇ?泣くなよ…ごめんな。」



「知らないっ壱にぃの馬鹿!」







泣きながら壱にぃの家を出て行った。






せっかく、叶うと思ってたのに。


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