聖なる夜の甘い愛
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「あと5分でクリスマスイブか…。」
泣きすぎて眠れなくて、何気なく目にした時計。
…ねぇ壱にぃはさ。
私と過ごしたくなかったのかな?
私が子供だから?
仕事が忙しい事くらいわかってる。
だけどね、こんなわがままが止まらないくらい、私は好きなの…。
そんな私は、やっぱり子供で…。
ピリリリリッ――――
「っ!?びっくりしたぁ…誰よ真夜中に電話なんて………。」
開けた瞬間でてくる、壱にぃって文字とハートだらけの画面。
時計を見れば、クリスマスイブだった。