裏切りの果てに~ただあなたと胸を焦がすような恋がしたかった~
山野院長に同じことを何度もされたけど、1度も恥ずかしいなんて思ったことなかったのに。
ベッドに横になってお腹を手で触られ「ここは痛みますか?」なんて、優しい言葉をかけてもらうだけで癒された。
顔の美しさはもちろんだけど、その声も手も仕草も…全部が素敵で、私は診察の度にドキドキした。
病院は、はっきりいって行きたくない場所だったけど、寛也さんに診てもらえると思うだけで嬉しくて、そのうち下着や洋服にまで気を使うようになった。
気づけば私の中で病院は「嬉しいところ」に変わっていたんだ。
そして、私は…
いつしかここで寛也さんを支えたいと思うようになり、新しい職場として選び、働き始めた。
『ねえ、祥子さん。今日、旦那様、検診だったよね?』
『はい。昼前に来るって言ってました』
『祥子さんの旦那様って…すごくイケメンだよね?』
ベッドに横になってお腹を手で触られ「ここは痛みますか?」なんて、優しい言葉をかけてもらうだけで癒された。
顔の美しさはもちろんだけど、その声も手も仕草も…全部が素敵で、私は診察の度にドキドキした。
病院は、はっきりいって行きたくない場所だったけど、寛也さんに診てもらえると思うだけで嬉しくて、そのうち下着や洋服にまで気を使うようになった。
気づけば私の中で病院は「嬉しいところ」に変わっていたんだ。
そして、私は…
いつしかここで寛也さんを支えたいと思うようになり、新しい職場として選び、働き始めた。
『ねえ、祥子さん。今日、旦那様、検診だったよね?』
『はい。昼前に来るって言ってました』
『祥子さんの旦那様って…すごくイケメンだよね?』