裏切りの果てに~ただあなたと胸を焦がすような恋がしたかった~
「もっと感じたい、寛也さんとイキたい」


もうそのいやらしい暴走を止めることは出来ず、「理性」?そんなものはどこを探しても見つからなかった。


全てにおいて圭輔との明らかな違いを確認しながら、私は寛也さんとのセックスにのめり込んだ。


いやらしい舌と指使い、甘くてセクシーな声、したこともない体位に興奮が抑えられない。


全部の行動が、これでもかっていうくらい、私を夢のような世界に連れていってくれた。


こんな美しい男性が私を求めてがむしゃらに攻めてくる。


全身の感覚が寛也さんに侵され、私は体を激しくくねらせ、もだえるしかなかった。


『可愛いよ。祥子ちゃんの体、本当にエロくてすごく感じやすいんだね。たまらないよ、最高だ』


最高だなんて…


そんな風に甘くささやかれて、嘘みたいに恥ずかしいけど、でも…ものすごく興奮した。


『もっとして下さい。私…寛也先生にめちゃくちゃにされたい。いっぱい…イキたいんです』
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