私の騎士ボディガは超が付くほどのツンデレで困ってます!
お母さんのいるリビングに行くと、私より少し年上そうな知らない男の人が立っていた。
「あーちゃん。この人は、今日からお世話になる雄哉君よ。」
「え、?お母さんだr…「三黒雄哉【みくろ-ゆうや】です。」
「…」
今この人、わざと私の喋っているところに被せてきたよね。絶対に悪気あったよね。
ていうか、今のは悪気しかないよね。なによ、この人。めっちゃ嫌なんだけど。
「ごめんね、雄哉くん。あーちゃんったら緊張しているみたいで。」
「いえ、大丈夫ですよ。」
「もう、雄哉君がいい人そうで本当によかったわ。きっと、あーちゃんももう少し緊張が解けたら優しくなると思うんだよね。」
「はい。少しづつ仲良くなっていけたらいいなと思っています。」
「ありがとね。これからもあーちゃんと仲良くしてあげてね。」
本当に何なの。この人。
お母さんに媚を打って、それで私に対する態度は何なの。そんなことよりも気になっていたのはこの人のお世話になるなどの話。
こんな人のお世話になんて死んでも絶対にいや。