私の騎士ボディガは超が付くほどのツンデレで困ってます!

 「あーちゃん!」


 「え!?何」


 「え。嘘」


 「何か考え事?」


 「ううん、大したことじゃないから大丈夫だよ」

 だめだ。考え事をしていると周りに気が向かなくなる癖。

そろそろ私も悪い癖を直さないとな…。


 「そう?ならいいけど...」


 「出前とるのお寿司とかどうですか?」


 「いいね。お寿司にしよう。」


 お寿司か…。


 悪くないけど、今あんまりおなかすいてないんだよね。

だけどっ私の都合だけでなんて申し訳ないし。


「お寿司嫌いなのか?」


「えっ!な、なんで?」


「乗り気な顔じゃないなって思っただけだよ。違うのか?」


「す、少しお腹がすいてないかなって。」

「お寿司頼むのやめておきますか?」

「い、いいよ。私のことは気にしなくても。」


「あーちゃんの分は、しっかりと取っておくよ。」


「ありがとう。いつ私の住むところに行くの?」


「今日の7時くらいかな。みんなに会ったりするんだったら、6時半には帰ってきてね。」

「うん。わかった。これから玲菜たちに会いに行ってくる。」


「そう。楽しんできてね。」


「ありがと~。行ってきます」

「はーい。気を付けてね」

「うん。分かってるよ。」
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