叶わぬ恋だと分かっていても
「んっ、なおちゃん、痛い……」
いつもより強く揉まれた柔肉が、小さく悲鳴を上げる。
なおちゃんがこんな風にいつもより強めに触れてくる時は、その後の行為も普段より荒々しいことが多い。
寂しいからかな?って思って……「ついて行けたらいいのに」って何気なくこぼしたら、なおちゃんの手が止まって。
「そっか。そうすればいいんだよな」
って私のセーターを脱がせながらつぶやくの。
「なお、ちゃん?」
セーターと一緒にブラも取り払われて、半裸にされてしまった私は、胸を隠すようにしながらなおちゃんを見つめる。
「菜乃香、金曜の仕事が終わったら、新幹線で福岡まで来いよ」
「来られる?」とか「おいで」とか「来て?」じゃなくて「来いよ」と言われたことで、これはなおちゃんの中では決定事項なんだって悟った。
私に、なおちゃん以外との予定なんて入っていないと知った上での強気な発言。
いつか結婚出来そうな相応しい相手を見つけたら、その人と付き合ってもいいと言ったのと同じ口で、新しい出会いを与える暇なんて与えないよ?って言われている気がして。
いつもより強く揉まれた柔肉が、小さく悲鳴を上げる。
なおちゃんがこんな風にいつもより強めに触れてくる時は、その後の行為も普段より荒々しいことが多い。
寂しいからかな?って思って……「ついて行けたらいいのに」って何気なくこぼしたら、なおちゃんの手が止まって。
「そっか。そうすればいいんだよな」
って私のセーターを脱がせながらつぶやくの。
「なお、ちゃん?」
セーターと一緒にブラも取り払われて、半裸にされてしまった私は、胸を隠すようにしながらなおちゃんを見つめる。
「菜乃香、金曜の仕事が終わったら、新幹線で福岡まで来いよ」
「来られる?」とか「おいで」とか「来て?」じゃなくて「来いよ」と言われたことで、これはなおちゃんの中では決定事項なんだって悟った。
私に、なおちゃん以外との予定なんて入っていないと知った上での強気な発言。
いつか結婚出来そうな相応しい相手を見つけたら、その人と付き合ってもいいと言ったのと同じ口で、新しい出会いを与える暇なんて与えないよ?って言われている気がして。