剣と涙〜悲しみの連鎖を断ち切って〜
つららは両手を上に上げ、吹雪を起こす。悪霊たちは数秒かけて雪に埋れていった。
「えい!それ!」
金次郎が自身が持っている石でできた本を振り回し、悪霊たちを殴り付ける。その隣で嵐猫が強い風を巻き起こした。
「朧、今だ!」
「ありがとう、嵐猫!」
嵐猫の起こした風に、朧は自分の妖力を注ぎ込む。妖力が溜まった風は、悪霊たちを一瞬にして切り刻んでいく。
「これでも喰らえ!」
ひとめが悪霊たちを近付いてくすぐり、それを馬鹿にしたような目で見ながらキングも自らの術を使っていく。
「かっこいい私と、可愛い私、美しい私、どれが好き?」
誘惑し、甘い世界に悪霊が迷い込んでいく。相手が隙だらけになったところで、長い爪でトドメをさしていった。
「ッ!」
「あの世へさっさと行け!」
沙月と葉月も必死で目の前の悪霊と戦う。瑠依たちも自分たちが持っている武器を使い、悪霊たちはどんどん塵となっていく。しかし、一時間ほど戦い続けて沙月はあることに気付いた。
「えい!それ!」
金次郎が自身が持っている石でできた本を振り回し、悪霊たちを殴り付ける。その隣で嵐猫が強い風を巻き起こした。
「朧、今だ!」
「ありがとう、嵐猫!」
嵐猫の起こした風に、朧は自分の妖力を注ぎ込む。妖力が溜まった風は、悪霊たちを一瞬にして切り刻んでいく。
「これでも喰らえ!」
ひとめが悪霊たちを近付いてくすぐり、それを馬鹿にしたような目で見ながらキングも自らの術を使っていく。
「かっこいい私と、可愛い私、美しい私、どれが好き?」
誘惑し、甘い世界に悪霊が迷い込んでいく。相手が隙だらけになったところで、長い爪でトドメをさしていった。
「ッ!」
「あの世へさっさと行け!」
沙月と葉月も必死で目の前の悪霊と戦う。瑠依たちも自分たちが持っている武器を使い、悪霊たちはどんどん塵となっていく。しかし、一時間ほど戦い続けて沙月はあることに気付いた。