全部欲しいのはワガママですか?~恋も仕事も結婚も~
寝室の扉を開けると、すぐにベッドに押し倒された。
私の首筋に執拗にキスをする魁からは、私と同じシャンプーの香りがする。
服の裾から侵入してきた彼の手が私の素肌を愛撫して、敏感なところを攻め始めた。
「その顔、そそる」
「やだ、恥ずかしい……あっ……」
「我慢の限界」
理性を飛ばした彼が私の中へ入ってきて、激しい息づかいで腰を打ちつけてくる。
真上から時折届く魁の視線がとても色っぽくて、なおかつきちんと愛おしさが込められていた。
私はそれがうれしくてたまらなくて、彼の首に腕を絡めながら快楽の波に身をまかせた。
行為が終わったあとはふたりとも体に汗をかいていた。
初めは息が切れていた魁だったが、それもすぐに収まり、今は私に腕枕をしながら抱きついている。
「これは……マジで朝までコースだな」
「え?!」
魁の腰……いや、私の体は壊れてしまわないだろうか。
そんな心配を即座にしてしまったが、私も離れたくなくて、彼のたくましい胸板にべったりとくっ付いた。
魁は宣言どおり、そのあと何度も私を抱いて。
気がついたらカーテンのすき間から朝日が差し込んでいた。
今日はふたりとも仕事があるのに。一睡もせずに出勤することになろうとは。
私の首筋に執拗にキスをする魁からは、私と同じシャンプーの香りがする。
服の裾から侵入してきた彼の手が私の素肌を愛撫して、敏感なところを攻め始めた。
「その顔、そそる」
「やだ、恥ずかしい……あっ……」
「我慢の限界」
理性を飛ばした彼が私の中へ入ってきて、激しい息づかいで腰を打ちつけてくる。
真上から時折届く魁の視線がとても色っぽくて、なおかつきちんと愛おしさが込められていた。
私はそれがうれしくてたまらなくて、彼の首に腕を絡めながら快楽の波に身をまかせた。
行為が終わったあとはふたりとも体に汗をかいていた。
初めは息が切れていた魁だったが、それもすぐに収まり、今は私に腕枕をしながら抱きついている。
「これは……マジで朝までコースだな」
「え?!」
魁の腰……いや、私の体は壊れてしまわないだろうか。
そんな心配を即座にしてしまったが、私も離れたくなくて、彼のたくましい胸板にべったりとくっ付いた。
魁は宣言どおり、そのあと何度も私を抱いて。
気がついたらカーテンのすき間から朝日が差し込んでいた。
今日はふたりとも仕事があるのに。一睡もせずに出勤することになろうとは。