Come Fly With Me
いつも“いいね”を押してくれる謎のアカウントことルシフェルさんは、竹内さんだったのだ。
「前に君がブレスレットをしていたことがあったでしょう?
確か、青の…キラキラと光ってるブレスレットを」
「はい、してましたね」
それは今までの中でも力作と言っても過言ではないものでSNSのアカウントにアップした翌日に身につけていたのだけど、“菌が入ったり、落としたりするといけないから勤務中にアクセサリーをつけるのはよくない”と先輩に注意されて身につけるのをやめたのだ。
「それと同じものを宮脇さんが身につけていたから、もしかして…と思って」
「ああ、なるほど」
「見る専門としてアカウントを作って“いいね”を送ってたんだ」
竹内さんは言った。
いつも“いいね”をくれるルシフェルさんの正体が竹内さんなのはわかった。
「前に君がブレスレットをしていたことがあったでしょう?
確か、青の…キラキラと光ってるブレスレットを」
「はい、してましたね」
それは今までの中でも力作と言っても過言ではないものでSNSのアカウントにアップした翌日に身につけていたのだけど、“菌が入ったり、落としたりするといけないから勤務中にアクセサリーをつけるのはよくない”と先輩に注意されて身につけるのをやめたのだ。
「それと同じものを宮脇さんが身につけていたから、もしかして…と思って」
「ああ、なるほど」
「見る専門としてアカウントを作って“いいね”を送ってたんだ」
竹内さんは言った。
いつも“いいね”をくれるルシフェルさんの正体が竹内さんなのはわかった。