こじらせ処女はイケメン御曹司で生まれ変わる
そして、私達はオフィスビルを出て、タクシーに乗り映画館を目指した。

ここから近い映画館でも、車で10分はかかる。

「映画、何を観る?」

「最新の映画がいいなぁ。」

二人でこんな会話をしているのも、楽しくて好き。

そして意外に早く、映画館に着いて、私達はタクシーを降りた。

映画館の外には、今上映されている映画のポスターが貼ってあった。


「あれ?この映画、上映されてるんだ。」

宮下さんが、一つのポスターの前で、足を止めた。

「どうしたの?」

「いや、これ若い時に結構観た映画なんだよ。また上映されているんだ。」

しばらくそのポスターを観ていたから、宮下さんのお気に入りの映画何だと思う。

「この映画にしようか。」

「いいの?」
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