離縁するはずが、冷徹御曹司は娶り落とした政略妻を甘く愛でる
私は必死にシーツを掴み甘い声を上げた。
「ん……そこ、いやだ……ぁ」
「触られたくないか?」
「違う……っ、気持ちよすぎるから、だめ……っ」
涙声でそう訴えると、背後で彼が笑う気配がした。
体をかがめ私の髪にキスを落としながらつぶやいた。
「美しいものを崩してしまう背徳感って、こういうことを言うんだろうな」
「忍さん……?」
「……綺麗で純粋な君をとことん甘やかして快楽に落として、俺だけのものにしてやりたくなる」
色っぽい声に込められた支配欲に体がぞくっと震えた。
忍さんが私にそんな独占欲を抱いてくれているのがうれしくて仕方ない。
その言葉通り彼だけのものになれたらどんなに幸せだろう。
だけど、そんな未来は決して訪れない。
忍さんは白いシャツを脱ぎ捨てる。
あらわになったたくましい体を見て、鼓動が速くなった。
「おいで」
私の腕を引き、自分の膝の上に座らせる。
抱き合うと肌と肌が触れ合い、それだけで泣きたくなるほど心地よかった。
何度もキスをしながら、ゆっくりと私の体を愛撫してくれる。
「ん……そこ、いやだ……ぁ」
「触られたくないか?」
「違う……っ、気持ちよすぎるから、だめ……っ」
涙声でそう訴えると、背後で彼が笑う気配がした。
体をかがめ私の髪にキスを落としながらつぶやいた。
「美しいものを崩してしまう背徳感って、こういうことを言うんだろうな」
「忍さん……?」
「……綺麗で純粋な君をとことん甘やかして快楽に落として、俺だけのものにしてやりたくなる」
色っぽい声に込められた支配欲に体がぞくっと震えた。
忍さんが私にそんな独占欲を抱いてくれているのがうれしくて仕方ない。
その言葉通り彼だけのものになれたらどんなに幸せだろう。
だけど、そんな未来は決して訪れない。
忍さんは白いシャツを脱ぎ捨てる。
あらわになったたくましい体を見て、鼓動が速くなった。
「おいで」
私の腕を引き、自分の膝の上に座らせる。
抱き合うと肌と肌が触れ合い、それだけで泣きたくなるほど心地よかった。
何度もキスをしながら、ゆっくりと私の体を愛撫してくれる。