先輩といろどる恋。˚✩




私が本当にいい友達を持ったと恵まれてると痛感していると、前から歩いてくる人におーいと声をかけられた。




顔を上げると声をかけてきたのはトト先輩で、両隣には凪桜先輩とトラ先輩がしっかりといて今日初目にする凪桜先輩にドキドキと心臓が早まった。






「心遥今日も可愛いねっ!」



「なにそれー。」






会うなりそう心遥に抱きつくトト先輩に満更でもない心遥は見てて微笑ましい。






「学校で見る凪桜先輩最高ですっ!」



「前も見てただろ」



「付き合ってからと付き合う前は全然別物です!」



「はは、どっちが好き?」



「どっちも好きですが付き合ってからのが更に輝いてます!!」



「相変わらず面白」






クスクスっと笑う凪桜先輩は本当にかっこいい。



そして冗談言うようになったし、ちょっと意地悪するようにもなったし、笑うようになったし

少しずつちゃんと私は凪桜先輩にとって彼女なんだな、と実感できてきたりする。






「今日バイト?」



「はい!基本学校ある日と土曜はバイト入れてます!日曜はさすがに休みますが!
もりもり頑張って稼がねばなりません!」



「そ。じゃ、放課後下駄箱ね」



「えっ!?待ち合わせということですか!!!」






凪桜先輩はそう言うだけ言って私の質問には答えず笑いながら立ち去ってしまう。



そのあまりにもかっこいい姿にときめきが止まらない。






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